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エリオットカーターのクラリネット五重奏曲完成!


今日はクラリネット五重奏曲の話、
モーツァルトが弦楽四重奏とクラリネットの為に作曲したクラリネット五重奏曲K. 581がその彼の親友であった、アントン・シュタドラー(1753 – 1812)の為に書いたの有名な話ですが、その作品の存在こそが、そのモーツァルトのあとに続く作曲家にクラリネット五重奏曲を書かせる大きな役割を果たしていると私は信じています。
晩年モーツァルトは、この親友がクラリネット奏者であったという事と、その友人シュタドラーが普通のクラリネットより低音のでるバセットホルン開発に興味を持っていた事などが相まって、そのクラリネットの可能性に大きな興味を持っていたとい事が言えると思います。私くの主人、チャールズ・ナイディックが言うには『もし、モーツァルトが、あと10年長く生きてくれていたら、きっと彼はクラリネットのカルテットを、ハイドンが弦楽カルテットを確固たる地位にしたように、クラリネットカルテットをそれと同じ位の地位にしていただろう』。というのは、1783年以降に、続けてバセットホルンのトリオや五本のクラリネットの為のアダージオ(去年の北軽井沢で演奏しました)などを作曲してます。
それでもモーツァルトのクラリネット五重奏はクラリネットを確固たる地位にしてくれましした。その後、やはり、クラリネット奏者が友人だったウェーバーもクラリネット五重奏曲を書いていますし、ブラームスも、晩年、優秀なクラリネット奏者との出会いで、やはりクラリネット五重奏曲を書いています。あまり演奏されませんがマックスレガーのクラリネット五重奏曲もすばらしい作品です。
現代で言うと、ジャン・フランセ、イザン・ユン、もっともっと沢山の作曲家が書いていますよね。
さて、いつも私が、いろいろな所でお話をしている、エリオットカーターも去年、クラリネット五重奏曲を完成させました。ジュリアード音楽院のコミッションです。
つまり、主人、チャールズナイディックと、ジュリアード弦楽四重奏団の為に書かれた作品です。
その世界初演が4月の29日にジュリアード音楽院の大ホールで行なわれます。
本当にみんなが待ちに待った、作品です。今年がカーターの100歳のお誕生日という事もあって、これはニューヨークタイムスにも大々的に取り上げられるはずです。歴史に残る一夜になるでしょう。
日本初演も是非是非実現させたいです。
http://www.juilliard.edu/asp/calendar/event1.php?intEvID=-1999908979

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プロフィール

Ayako Oshima

Author:Ayako Oshima
NY在住のクラリネット奏者,大島文子です。音楽の事,クラリネットの事、主人チャールーズ ナイディックの事をNYから発信して行きたいと思います。

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