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いよいよ今月です。ブラームスの音の再現です。

コンサートA4フライヤー表面_3

いよいよ主人チャールズナイディックとロバートレヴィンのオリジナル楽器によるブラームスの両ソナタのコンサートが今月10月19日東京文化会館小ホール、7時開演、22日ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)中ホール5時開演で開催されます。


去年の5月にモルゲンライブラリーで行われた彼らのコンサートのすばらしさが今でも思い出されます。しかも今年の日本でコンサートはオリジナル楽器を使ってのコンサート、ブラームスが、驚きそしてときめいたあのミュールフェルトの楽器、オッテンシュタイナーと、ブラームスが所有していた、シュトライヒャーのフォルテピアノ(東京のみ)を使用してのコンサートです。特定非営利活動法人 スペシャルオリンピックス日本・長野主催のこのコンサートは日本ではとっても実現する事が困難で、本当に私は御団体に感謝をしています。

先月号のパイパースにも大きく記事を書いていただきましたが、このこのコンサートについて少し詳しく書いてみます。

1890年の夏、ブラームスは作品111の弦楽五重奏を作曲したあと「自分はもう作曲する意欲が無くなったので,これで作曲をする事を終わりにします」と引退宣言をします。
ところがその宣言の翌年、1891年の1月にマイネンゲンを訪問したブラームスはそこのオーケストラのクラリネット奏者であったミュールフェルトRichard Mühlfeldのウェーバーのコンチェルト1番とモーツァルトのクラリネット五重奏曲の演奏を聞き、そのミューンフェルトの音楽性はもちろん、色彩豊かな限りないニュアンスを持った彼のクラリネットの驚き、大変感動をします。そしてその時ミュールフェルトが使っていた楽器がミュンヘンの楽器職人、オッテンシュタイナー作のものだったのです。で、主人はそれのレプリカを使うのですが、その音は本当に素敵で、今までのブラームスのクラリネット作品のイメージをガラッと変えられてします物なのです。
そのブラームスの最晩年の作品120の1と2の両方のクラリネットソナタに加えて、ロベルト シューマンの「幻想小曲集、作品73」のオリジナル版、題名も「夜会小曲集Soiréestücke」ットなっている原譜にそった物を演奏します。
この原譜は現在出版されている物とかなり違いがあり、そこにはシューマンの作曲に対しての挑戦を多々発見する事が出来ます。
もう一曲はブラームスの一生を語る時この人無しでは絶対に語れない人、つまりクララ シューマンのヴァイオリンの為のロマンス「Romances, op. 22」をクラリネットにアレンジして演奏します。
クララとブラームスは、最高の信頼関係でつながっていた2人で、彼の作品が出来上がるとクララに助言を求めていあました。ところで、ミューンフェルとクララが一緒に演奏した作品がロベルトのこの「夜会小曲集Soiréestücke」で、そのころクララは最も有名なピアニストでしたから、きっとミューンフェルトもわくわくしていたに違いありません。ミューンフェルトはクララに「音叉(チューニングフォーク)」を送り「私の楽器はこの音程です」と手紙を添えたという事が文献に残っています。
今月19日と22日のコンサートはきっとわれわれ聴衆を19世紀にタイムスリップさせてくれそうです。

サー、ブラームスが耳にした最も近い音色とそして音楽の120年ぶりにの再現です。

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プロフィール

Ayako Oshima

Author:Ayako Oshima
NY在住のクラリネット奏者,大島文子です。音楽の事,クラリネットの事、主人チャールーズ ナイディックの事をNYから発信して行きたいと思います。

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