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主人チャーリの楽器そして私の楽器

セゲルケ4
昨日は主人チャールズナイディクがベートヴェンのピアノコンチャルトを指揮して,自分もロッシーニのイントロダクション、テーマとヴァリエンションを吹き振りする演奏会がありました。指揮をして出ずっぱりで,さー最後はロッシーニです。ってこれ結構大変そうです。しかもコンサートがNYのダウンタウンの教会で行なわれたんですが、NYは五月になるというのにとっても寒い日で、もう暖房が無いから教会の中が寒くって,しょうがないから、私がクラリネットを前もって暖めておきました。
で話は楽器の話になるんですが、いま主人が使っている楽器はセゲルケ作ののツゲ(柘)のフレンチベーム式の楽器です。この楽器が出来るまでの歴史についてチョッコシおつきあいきださい。
時期は5年前、日本のクラリネット吹きに取ってはアマチュアもプロも記憶に新しいあの一世一代のクラリネット協会の歴史に残る大イベント(って前置きが長くなりましたが)あの、多摩で行なわれたクラリネットフェスト2005年の時にさかのぼります。あの時主人チャールズ ナイディックはコンチェルトやマスタークラスやブラスバンドに出演までと、フェストの間はとにかく忙しく,余談になりますがコンチェルトを演奏するその日が関東地方に地震まで起きちゃってホテルのエレーベーターは止まるは,高速道路は閉鎖されるは、となかなかスリリングな日だったのを憶えていますが、とにかく忙しくって目か廻る思いだったのです。そしてやっと最終日ほんの一瞬エグジビションのブースに出品者がそろそろお片づけをはじめた頃やっと訪問する事が出来て,そこでセゲルケのコーナーで彼の楽器を手にした訳です。そこで見たのはあのブラームスの友人ミュールフェルとの楽器,オッテンシュタイナーと古楽器です。前からオッテンシュタイナーが欲しかったチャーリーはもちろん試奏、吹くなり,『後で連絡します。』と名刺をもらい,その後メールでやり取りをして、そして次の年にはもうすでにオッテンシュタイナーのA管とB管が我が家にやって来たという次第なのですが、そのセゲルケのバンベルグにあるアトリエを訪問した時にセゲルケが自分のフレンチベームの楽器をチャーリーに見せたそうです。でもチャーリーは気に入らなくって、その時前から構想があった、古楽器の材質である柘のフレンチベームの楽器をセゲルケに注文し,彼の一番気に入っている1985年のクランポンのR13のボアーを計らせてそれをベースに作ったのが

セゲルケ2   セゲルケ1

この写真にあるツゲの楽器,そしてその事により出来たのが、いまのセゲルケの1000モデルです。
今では我が家にはセゲルケの楽器がバセットクラリネットのツゲのモダンや古楽器など、全部で,10本あります。

その中で一番あたらしいのは私のA管とB管、
セゲルケ3

やっと私の手元にも楽器がやって来ました。25年間,コンクールやレコーディングなど苦楽を共にした、私のブッフェクランポンのR13には『お疲れさまでした』と挨拶をして,そして今度は『初めまして、これからよろしくお願いします』とセゲルケの楽器に挨拶をし,日本では7月の三鷹でのコンサートで初めてお披露目させて頂きます。

セゲルケとチャーリってそれにしても頭一つ以上背の高さが違うんだ、、、、、、

コメント

非公開コメント

No title

noriさん、先日はありがとうございました。
そうなんです、この楽器はこんないきさつがあったんです。
また、ゆっくりお会いしまーす

No title

三鷹の演奏会で、楽器がいいと言ってらしたので、このブログを読み直しました。

No title

hornpipeさん、ハハハ,そんな感じです。最後に天下を取るのはさてさて、、、、ってな感じです。
もうチャーリーは完全にセゲルケを信頼してるし、セゲルケもチャーリーのアドヴァイスを100%取り入れてます。彼も演奏家だからとっても気持ちが合う様です。今度6月にも行って来ます。

No title

大島さんの胸で温められた楽器で、ナイディックさん、さぞ素晴らしい音色を奏でられたことでしょうね(信長の草鞋を温めた秀吉の話を思い出しました)。
オッテンシュタイナーやセゲルケとの出会い、とても興味深く読ませていただきました。
プロフィール

Ayako Oshima

Author:Ayako Oshima
NY在住のクラリネット奏者,大島文子です。音楽の事,クラリネットの事、主人チャールーズ ナイディックの事をNYから発信して行きたいと思います。

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